|
目は心の窓と言いますが、まったくそのとおりで、目を見れば相手の性格や人格、これまでの人生がある程度読めるものです。 10代後半や20代でドロンとして、濁った目をしている人がいますが、こういう人は、若くして、ろくな人生を歩んでいないことはいうまでもありません。 目つきが重く、厳しいものになります。いっぽう、社会的地位を得ている人でも、すんなりとエリートコースを歩んできた人の場合、穏和な目つきをしているものです。
面と向かって一対一で話しをするとき、目の置き方や動かし方によって、その人の性格や人格、来し方の人生をある程度読み取ることができます。
いちばん典型的なタイプが、相手の目を全く正視しない人。見ないと言うよりはまっすぐ相手の目を見ることができないのです。 こういう人は、うしろめたい、世間にたいして恥ずかしい人生を送ってきた人に多いです。だから、自分よりもまともな人生を送ってきたと思える人にたいして、けっして相手の目をまっすぐに見て話しをすることができないのです。
不気味なのは、子どもの時から上目遣いで人を見るタイプです。周囲に愛情をもって育てられなかったり、虐待を受けたりした子どもに、こういう目つきをするケースが多いようです。顔を動かさずに、上目遣いで、おとなをにらみつけるような子どもは、将来そら恐ろしいものがあります。 同じ上目遣いでも、おやじ殺しと異名をとり、同性である女性に嫌われるタイプのタレントの場合は違います。 すこしとろんとした、うっとり悲しげな表情を作り、上目遣いで見ると、いい年をしたおじさんは、父性本能をくすぐられるのか、たまらなくいとおしく感じるようです。 こういうタイプの女性は、こういう目つきに男性が弱いことを本能的に知っているからタチが悪い。 男性にはもてますが、女性に嫌われます。 同性である女性はそういうタイプの女の本質をかんたんに見抜きますので、毛嫌いするのです。
また、相手の目をじっと見つめるタイプには、自信家が多いと言われています。 自分勝手な自信ではありますが・・・・。 あるいは、自信を持っていると思われたいために、意識的にそうするタイプもいます。 一対一でずっと互いにじっと目を見つめ合っているのは、気詰まりなものです。だから、相手の目を見るときもあるし、視線を外すこともあるのが普通でしょう。 それが徹底して相手の目を見つめる人の場合には、魂胆があるケースが多いので、相手につられて目を見るのは禁物です。適度に意識的に視線を外すのが賢明ですよ。 |
|
|||||||||||
Copyright (C)2015. 人相はあなたの心を映す鏡 All rights reserved. |