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相手を上目づかいで、にらみつける人がいます。 たいていは、精神的あるいは理屈的に追いつめられたとき、こういう目つきをして対抗しますが、この場合、心には相手にたいする憎しみが充満しているものです。 こういう目つきをする人は、不幸な目に遭ってきた人が多いです。 たとえば、幼少の頃から親に虐待され続けた人、世間からバカにされて成長してきた人、友達や同級生にいじめられつづけた人など、人や世間にうらみを持ち続けている人が多いです。 こういう生い立ちにありますと、いつも下を向いて生きています。 そして、心の中に敵愾心(てきがいしん)の炎を燃やし続けていますので、小学校に上がるか上がらないかの年齢くらいかに、大人にたいして、上目づかいでにらみつけたりするのです。 また、何ごとも他人との比較をし、他人に負けたくないという過剰な競争意識を持っている人も、人間関係で自分が不利な立場に追いやられると、それをもたらした相手を上目づかいでにらみつけたりすることがあります。 どちらにせよ、上目づかいでにらむことをしない人にとっては、信じられない行為に感じられます。 他人に敵愾心を持たれるのは怖いことなので、それ以上追い込むことはしないほうが賢明ですよ。 |
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