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女性の眉は両脚にあたり、男性の眉は両腕にあたりますので、眉は、その人の手足になる人との関係をあらわしています。 ですから、眉は兄弟姉妹をあらわし、兄弟姉妹は、手足と同じく、ひとつの肉体から出た枝ですから、腕や脚に相当する眉に兄弟関係があらわれます。 眉の形は「生まれつき」だから仕方がないなどと言う人もいますが、「生まれつき」とは現世に生まれて来るまでの心の持ち方が形にあらわれているわけですから、心が変化すれば眉の形も変化するのです。 眉の形が心によって変化するのは、心が乱れているときには眉の毛が全体同じほうを向かず、上へ向いたり、横を向いたり、いろいろの方向に不揃いに入り混じることによっても知られるのです。 ここでは、眉の形から、どういう心持の人かをご紹介しましょう。
眉が長い人は、兄弟が多いとか友だちが多く本人の手腕も秀でていることをあらわしています。
その眉が途中で切れた状態となっているのは、兄弟と仲間割れするとか、兄弟縁に縁が薄く、自然と故郷を捨てて、他国で生活するようになります。 テレビで時代劇のドラマなどを見ていると、悪役に扮している人は、だいたい眉毛を剃っているとか、ケジゲシで途切れたような眉にしている人が多いことに気づくはずです。 あれは、役柄を作っているとはいえ、兄弟縁や仲間縁の薄さだけでなく、流浪の末に他国で生活するようになる人相とも一致しているのです。 また眉の一本一本は「兄弟」または「仲間」の構成要員であり、その一本一本が荒々しい人相になると、言葉遣いも自然と荒くなってしまうものです。
眉毛は一般的には下を向いているものですが、上を向いている場合には 目上や上司に対する反抗心が強く、また親不孝の人が多く、早く親と離れているか、孤児である場合があります。
眉毛の間が中断しているような人は、仲間とのコミュニケーションが途切れる状態であるため、いずれは仲間と疎遠になっていくか、仲間割れをする人です。
眉の中に数本だけ長い毛が伸びている人は長寿の相といわれますが、その長い毛が全体と違う方向に突き出たりしていると、周囲の全体と調和しないことを表しています。 ですから、長寿であっても、周囲に仲間が少なく孤立感が強く、老いては貧乏で苦労するのです。
長寿であっても眉が薄いという人は、仲間が少ないことをあらわし、老いては苦労することがあります。 眉が薄すぎるのは、兄弟、仲間と縁が薄く、運勢も伸びにくいし、眉が黒すぎるのは、眉毛ひとつ、ひとつが荒っぽく太いからです。 雲助眉とか毛虫眉とか言われる部類に入りますが、こういう眉の人は無頼の親分とか、土木建築業の親分とか、荒っぽい仕事の親分になると成功する可能性もあります。
眉が、目から離れてチョコンと高いところについているような人は、仙人の相といわれ、自分の仲間が高き仙界にいるようです。 現世においてては寿命は長いですが、現世の友達は少ない孤高の相で、孤独となりやすいです。
眉が角張っている人は、性格も角張っています。
男性で女性のようなしなやかな眉をしている人は、色情に厚く、浮気心が旺盛であるので、女性もそういう男性が優しい言葉で近づいてきても、うかつにデートなどしないほうが良いでしょう。 要するに、男性のくせに女性のような細いやさしい柳のような眉は、ドン・ファンタイプで源氏の君のように、多数女性に関係する性格がありますので、気をつけることです。
女性の眉が男性の眉のようだったら剣難の相だといわれています。
眉に旋毛がある人がいますが、こういう人は異母兄弟のある人が多いです。
柳眉と言って、柳の葉のように細く美しい眉で、美人の眉にたとえられ、円満さをあらわしています。 女性は特にやさしい形の眉が良いです。
女性は三日月眉をもって貴相とし、慈相とします。 三日月眉は名誉が上がるといわれ、気立てがよく優しい性格で、思いやりもあって知恵に優れています。 眉の諺には、 「眉が長くて眼を越せば、心正しく人に勝つ。 もしも三日月、名誉が上がる」といわれています。 ---------------------------- 【眉の人相のまとめ】⇒こちら ----------------------------
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