|
リアルティーがない顔の人は信用できない場合が多いです。どういう顔かというと、何十年も人生を生きてきて、人並みの苦労や努力、体験が色としてにじみでていない顔です。 生きている実感が表に出ていない顔、穢れがない顔でもある。
色がつきすぎた顔、つまり、苦労やうさん臭さが露骨に出ている顔も問題がありますが、リアルティーがないのもそれに劣らず問題がある場合が多いです。 こういう顔は、エリート官僚であるキャリア、アマチュアスポーツのエリート、ボンボンの二代目社長、医者などに見られます。 公務員の場合、地方公務員やノンキャリアにも時々見られます。 顔つきとしては、ツルンとした表情で、表情に乏しい。喜怒哀楽があまり表に出ないのが特徴です。 育ちのよさを感じさせる場合もありますが、すべてがそうだとはかぎらないようです。 色も白いことが多いですが、基本的には色の白さは関係ないです。妙に明るい笑顔をふりまくタイプもいます。 なぜ、こういうリアルティーがない顔ができあがるかというと、努力はしてきたかもいれませんが、たいした努力もせずともすんなりと高学歴や社会的地位が得られ、それなりに評価されているからです。 しかし、人間性の底が浅いのです。だから顔に味がない。 公務員の場合は、キャリアであろうがノンキャリであろうが、一生生活が保障されています。生活の糧を得るための苦労はあまりしないですむので、感情、情緒が欠落した人がいるかもしれません。
いずれにせよ、本質は薄情な人であることが多いです。 そのため、社会的地位もあり、いっけんまともな人間に見えますが、ときとしてとんでもないことをしでかすとか、平気で人を裏切ったりする冷酷さも持っています。 たとえば、愛する妻、子どもを捨てて他の女とふっつく。ともすれば、この手の顔は、さわやかな顔と錯覚しがちなのですが、注意する必要があります。 30代、40代になっても、いっけんさわやかに見えますが、じつはリアルティーがない顔には要注意です。 ちなみに、この手の顔の男性には、オタクもいて、やたらとひとつの分野に詳しかったりします。 年齢のわりにリアルティーがない人にたいしては、親密な感情をいだかないほうが無難です。 人情味に欠けているので、期待を裏切られるだけです。 |
|
|||||||
Copyright (C)2015. 人相はあなたの心を映す鏡 All rights reserved. |