|
結婚前の男女は良くも悪くも、狸とキツネの化かし合いのようなことをしていて、お互いの相手の本性に気がつくのは、一緒に暮らすようになってからです。「しまった」と思っても後の祭りで、そんなことにならないよう、事前によく観察しておくことが大切です。 「ろうそくの光ではダイヤモンドも女も選べない」というユダヤの諺があるようですが、見るべき点さえつかんでいれば、女の本質は手に取るようにわかります。
はじめは外見からの判断です。よく「こんどのオレの彼女、口がデカイだよなあ」などという人がいます。日本人には「おちょぼ口」の伝統があって、女の口は小さいほうがいいとされてきました。口が小さいのは性的関係での具合もいいとの俗説もあります。 しかし、現実には、口は小さいよりは大きいほうがよく、口の大きい女性は概しておしゃべりですが、外向的で活発です。またよく食べるので、健康的でもあります。反対に口の小さい女性は、どちらかといえば寡黙で内向的です。食べることにも、あまり積極的ではありません。 口のようによく使う器官は、後天的に変化するもので、口つきをみれば、ある程度性格がわかるのです。 ★ 出っ歯でもないのに、口が前に出ている女性は、不平不満が多いものです。 妻にすると、年中文句ばかりいわれる可能性が大です。 ★ 唇の厚い薄いでいえば、薄くてグッと結んでいる口は、意志の固さを表わしています。 口の端が「への字」に下がっているのは、荒淫の相です。ベッドインが好きなのはいいようですが、毎晩迫られた男はたまらないでしょう。「への字口」の女性は、男をダメにするひとつのタイプといえます。への字までいかなくても、口の端が下がっている女性は意地悪で、人が困っているのを見て楽しむところがあります。水商売にも多いタイプです。 ★ 口の形というのは、驚くほど多くを物語っているものです。 たとえば、会って話しているときに、口を歪めて答える女性がいます。こういう人は我が強いか、歪んだ考え方をしているものです。普通の人でも、嘘をついたり無理なことをいうとき、口の端が下がるでしょう。
★ 耳は上つきか下つきかで判断します。 ネコでも犬でも牛でも、耳は必ず頭頂のほうについています。哺乳類で耳が下についているのは、猿から進化したチンパンジーや、人間だけです。チンパンジーの耳は、目の上方についており、進化が進んでいないことを示していますが、それでも他の動物より、はるかに知能はあります。 仏像は反対に極端に下のほうについていることがわかるように、これは知の象徴なのです。したがって耳は下方についている人が理知的、上方にあるのは動物的な人です。欧米でも悪魔の耳は、上に描くのが普通です。 もっとも動物的といっても、バカというわけではなく、動物的カンにすぐれている、あるいは情熱的という意味です。下が良くて上が悪いというのではありません。 ★ 女性の場合も基本は同じで、下つきなら情熱よりも理知に頼るタイプ。上つきなら理知よりも感覚的に生きるタイプとみて、ほぼ間違いはないでしょう。問題は自分も相手も上つきタイプの場合で、下手をすると、けんかのしっぱなしになる恐れがあります。
目は輝き視線でみます。男は鋭さがあるほうが頼もしいですが、女性の場合、キラキラと輝いている目は、積極的で好奇心いっぱいの気質を表わしています。ただ、輝きもいろいろ種類があって、人をだますとか狡猾なタイプで、目を輝かせている女性もいます。この差を見分けるのに役立つのが、視線です。 ★ だいたい心にやましいところがある人間は、視線に落ち着きがなく、キョロキョロしたり、相手と視線を合わせないようにすることが多いものです。 しぐさ、態度にくらべて、視線の動かし方のバランスが悪い女性は、どこか悪い性格が潜んでいるといってもいいでしょう。 また初対面の相手でも、10秒間、相手の視線を見ていれば、陰か陽かタイプがわかるものです。会社の面接でもプライベートに場でも、陰気な女性は10秒のうち、目を合わせているのは1、2秒で、あとは下を向いているものです。陽気な女性や自分に自信を持っている女性は、こちらの目をまっすぐ見ているものです。 ★ 目の大きい小さいは、親から受けついだ遺伝子のせいなので、判断材料としてはあまり重きをおきません。大きくてもドロンとして輝きのない目もあれば、小さくても輝いている目があります。あくまで目は輝きがたい説です。
鼻が大きい女性は、仕事で成功するタイプです。バーのママ、料亭の女将を見ていると、おおむね鼻が大きいものです。 鼻の形は目と同じで、親からもらった特徴がでているものですが、性格のいい女性の場合は、どんな鼻であれ顔全体にうまく調和しておさまっているものです。鼻だけ突出して目立つような女性は、何か極端な気質や性格を持っています。 |
|
|||||||||||
Copyright (C)2015. 人相はあなたの心を映す鏡 All rights reserved. |