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口はその人がどんな生き方をしてきたかを知るためには格好の部分です。なぜなら、どんなものを食べてきたか、どういう話し方をしてきたか、へつらってばかりきたか、命令をし続けてきたか、などが口の形に出てしまうからです。 人格というものは、まず口の形に出るものなのです。ただし、それにはキャリアを考慮しなければならないので、口による判断はやや年齢が高くなってからで、40代の男は口もとを見ると、だいたい性格がわかります。 口もとに深いシワがあるのは、意志の強固さ、これまですごしてきた人生の過酷さをあらわす場合と、よく笑う性格をあらわす場合とがあります。性格が陽気か陰気かでいずれか判断がつきます。 シワは年輪を表わしていますから、美しく刻まれていれば肯定的に評価していいでしょう。しゃべるとき口もとがゆるむのは、いじわるな性格か、他に性格的な欠陥があることがほとんどです。精神の不安定も表わしています。唇が薄いのは冷酷で自己本位な人です。 男で狙い目なのは、俗にタラコ口といわれる極端に唇が厚い人間です。 このタイプは一見、鈍重そうに見えて、じつはすごい力、運を持っている男で、精力に溢れ、意志が強く、持続力もあります。
唇の薄い人は冷淡、自己本位な人が多い。それで唇をゆがませるようなら、性格的にもイヤなタイプであることがほとんどでしょう。ただし、芸術家や自由業なら出世することもありますが、集団の中では人に愛されないタイプです。 唇の厚い男はやさしく温和な人柄です。極端に厚い男は出世型。人相学では上唇の厚さは精神活動の活発さ、下唇の厚さは肉体活動の活発さを表わします。タラコ唇は療法ともすぐれていることになります。
薄い唇の持ち主よりも、豊かな唇のほうがいい。しゃべり出したら、一つのセンテンスをダラダラつづける男は、自己陶酔タイプで、頭はいいわりに、大きな仕事はできません。選んではダメです。
逆に口もとがだらしないのは、性格もだらしないです。知能程度も低い場合が多い。
唇の色やつやは健康状態を表わしています。青く、紫がかっているのは不可。性的にも強すぎるか、異常であったりする。カサカサしているのもよくふりません。適度な赤味とつやがあるのが健康な状態です。女性は口紅をつけているので判断が難しいですが、男の場合はすぐにわかるでしょう。 |
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