|
★流年法というのは、何歳のときの運勢はどこに表れるかということを、人相の部分によって数えます。 図示しますと、次のようになります。
流年法というのは、何歳のときの運勢はどこに表れるかということを、人相の部分によって数えます。 ★流年法はだいたい、七の数を完成の数として数えていきます。 左の耳から数えて、左の耳の輪の上部(天輪といいます)が、1歳のときの運勢で耳を7等分に分けて、左の耳の一番下のとろ(下輪といいます)が7歳のときの運勢ということになります。 そして、8歳になると右の耳の天輪を見て、8歳のときの運勢を占います。そして耳を7等分して右の耳の一番下が14歳のときの運勢になります。 ★だいたい、耳の形は先天的に決まっていて、それほど変化のあるものではありません。また、14歳までのその子供の運勢もほぼ決まっていて、それほど変化のあるものではないです。
昔、日本では15歳になると元服するといって、運勢が新たになりました。それで15歳からは新たな部位にその運勢の象徴を見出しています。 髪際(はえぎわ)から額の中央までを7年間に分けて、髪際が15歳のときの運勢、額の真ん中が21歳のときの運勢であります。
★22歳(額の中央部)から7年間(28歳)は、次の運勢の周期に当たります。 この28歳の点は、流年法によりますと、眼を開いて上まぶたの高さぐらいになります。この7の四倍、つまり、28歳ぐらいを境にして、男性は思慮分別が定まり、一定の職業に落ち着いたり、妻を娶って結婚する運勢が定まります。 もっとも、すべての人の運勢がその通りになるというのではありません。この流年法による額の部分の色つや、ホクロ、アザ、シミなどによって、その年の運勢に消長があり、それにしたがって、その年の運勢の消長にしたがって、その年に結婚できたり、できなかったりすることになります。 ですが、それは自分の心の持ち方で、その部分の皮膚の色つややシミなどや肉付きの豊かさなどが変化してきます。
その28歳ころから身が定まり、一定の職業を得ましても、急に出世するわけではなく、次の7年間はあまり運勢が急に変わらないで、少しずつ給料も増え、多少ずつ運も良くなってくるものです。 これは眼の高さの鼻の部分からだんだんその鼻が下へ行くほど肉がふっくらとなり、小鼻の上の境のところが、7の五倍数の35歳となります。 このあたりから、人間の運勢を表す鼻は、その両翼が急に張り出しているのですが、それと同じく、人間の運勢は、一大転換を来たして35歳ぐらいから鼻の鼻翼(金甲)は、左右に広がってきます。
だいたい、鼻の鼻翼のある高さのところが36歳で、鼻の頭(準頭)の先端が40歳になり、左の鼻翼が41歳、右の鼻翼が42歳となり、36歳から42歳までの7年の一期が終わります。 ★35歳、36歳からいよいよ運勢発展の初期に入り、以後7年間、42歳で運勢成熟期に入るわけです。 42歳が厄年だと言われるのも、7の倍数の運勢の転換期であるから、突然として運勢が変化する人も、あるいは、突如として運勢が一段落してしまう人もあり得るわけです。 流年法によって観察すると、鼻の一系列で数えるところが42歳で一段落していますから、この年が運勢の転機を画する歳だということができるのです。
★43歳から49歳までが数霊の上から言うと一周期になります。 人間の運勢も49年を一周期として、過去の時代には人生50年と言われたのも、やはりこのあたりに人間の運勢の一段落の最大公約数があるからでしょう。 小鼻の周囲から上唇までが43歳から49歳まで、下唇は50歳の運勢を表しています。 それから60歳までは上記の表を見ていただくほうがいいでしょう。
★61歳からは再び左の耳に帰ります。 左の耳の孔の入り口に濃く毛の生えたのは、67歳以上の長寿の相であり、右の耳の孔にもその入り口に耳毛(みみげ)の生えたのは、72歳以上の長寿を表しています。 それを超えると、左の眉に特別に長い毛が数本混じって表れます。 これは77歳以上の長寿が約束されています。 さらに右の眉にも同じく数本の長い毛が生じますと、84歳以上の長命ということになりますが、それは身体の運動状態、食事の取り方、あるいは心の調和状態などによって、これまた変化せざるを得ないですから、知っておいてください。 |
|
|||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 人相はあなたの心を映す鏡 All rights reserved. |