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人相学では「口角」のことを「海角」といいます。 口角が美しく結ばれ、きれいに上がっている人は明るく楽天的な性格といわれます。
女性の唇は、小人形観相法では女性の生殖器にあたる場所ですので、口角が締まり、唇の締りが良い女性は、貞操観念も発達して異性関係にもしっかりした考え方を持っています。 基本的に唇は、食生活、性生活、遺伝の良否、家庭をめぐる肉体的愛情関係などを観る部位です。 ★口の口角が、美しく結ばれていて、やや上向きの人は、心が明るく、生まれつき貞操も正しいです。 また、心の満足感が一番表れやすい部分でもあるので、恋人と一緒にいて楽しかったり、嬉しかったりしたときには、口角は自然と上向きになっているはずです。
反対に、口角のしまりが悪い人は、これまでの異性関係を振り返って、いろいろとトラブルがあったのなら、少しでも口角が上向くように努力して習慣づけることが大切です。 私たちが、いつも微笑みをたたえる習慣をつけている場合には、口をふさいで当たり前にしていても、口角が自然に上向きになり、幸福が集まってくる人相になります。
もうひとつ運を悪くしてしまう口角としては、「覆舟口(ふくしゅうこう)」といって、「への字口」になっている場合です。 どんなに美人で可愛かったとしても、口が「への字」になっているだけで、何か不満を抱えているとか、威張っているような印象を与えますので、注意しましょう。 できれば毎日朝起きたときにでも鏡を見ながら、口角を上向きにマッサージすれば良いでしょう。 唇(生殖器)の周囲は、家庭を取り巻く「肉体的愛情」の深浅をあらわしますので、その唇の口角は夫婦間の愛情関係や結婚運、あるいは子孫繁栄などに深く関わってきますので、口角の清濁で相手の善し悪しを判断しましょう。
眼の周囲の状態は、家庭を取り巻く「精神的愛情」を表し、眼の両角は夫および妻の精神的愛情を表すとすれば、唇の周囲を取り巻く部分の状態は、家庭を取り巻く「肉体的愛情」の深さを表しているものです。 ですから、唇が厚いのは、家庭的愛情の深さを表しているように、唇の口角の清濁は、夫婦間の愛情関係の深さ・浅さを表しています。 ★自分の顔を何気なく普段通りにしているときに、そのまま表情を変えずに、手鏡を持って自分の顔を映してみましょう。 運の悪い人は、若くても眉間にシワができ、口角が下のほうへ垂れ下がって、何とも言えない悲しい顔をしているものです。こんな顔を、俗称「憂い顔」と称します。いつも自分の心が、自分の表情を発信アンテナとして「憂い」の精神波動を送っているため、常に悲しい出来事ばかりが集まってくるのです。 こんな人は、いくら自分が善人であっても、あるいは、忍従の気持ちがあったとしても、「つらい、つらい」と思いながら耐えているのですから、善い事は集まらないのです。 ★できるだけ笑うように努力して、常に「自分は幸福! 嬉しいな!」と思うようにして、自分の表情を明るくするようにしますと、運は自然と良くなってくるものです。 |
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