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ここでは、口や唇の形状からわかる人相・性格占いについて、検証しますが、その前に、人相学的に口はどういう意味を持っているのかを探ってみましょう。 口は、栄養を取り込む器官であり、生命力の元になる器官ですから大事なパーツです。 ですから、口が引き締まって大きな口は生命力も旺盛で、何事にもポジティブな考え方ができる人といえるでしょう。 反対に口が小さいおちょぼ口の人は、栄養を取り込むすり口も小さいわけですから、いくら正論を並べても度量が小さいために、周囲はついてきてくれません。 このように口にはさまざまな人相学的に大切なメッセージが隠されています。 ★ここでは、口や唇の形状からわかる人相・性格占いについてご紹介しますので、周囲の人をよく観察して、人間関係を円滑にしましょう。
口は食べ物を食べるという器官であり、命と直結するものでありますので、口の大きな人は、生命力が旺盛で、生きる力があふれ出ています。 積極的で意志が強く、声も大きくよくしゃべり、献身的で人の世話面倒見もよいです。 口は第二の性器といわれているように、性欲にも関連しますので、口の大きな人は男女ともに精力盛んです。
口の小さい人は、大きい口の人と正反対で、消極的で堅実なタイプが多く、自分からリーダーシップを取るようなことはなく、自分の世界に閉じこもりがちです。 大勢でガヤガヤ騒ぐよりも、一人で自分の時間を楽しみ、思索することを好みます。外でスポーツなどをするよりも、じっくりとひとつのことを研究したり趣味に没頭することで能力が開花するでしょう。
口がゆがんでいる人は、口から出る言葉がゆがんでいるのと同じで、言葉と頭の中で考えていることが違っており、つまり、思っていることと口に出す言葉にギャップがあるということです。 性格的にも、ゆがんだところがあって、人の言葉を素直に取ることができず、常に斜めからモノを考えることが癖になっており、不信感の強い性格です。 こういう口がゆがんだまま固まった状態になると、他人からも信用を失いますので、早めに直すことです。
俗にアヒル口とは、少し唇を突き出した状態のことで、女性が何か主張したり自己アピールしたいときに、よく見かけることがあります。 こういうアヒル口にする人は、甘え上手で、愛されやすく、人を引き付ける魅力があって、周囲に人が集まってきます。 唇は性的イメージの象徴ですから、その唇をアヒル口で小さくすぼめるようにするのは、「私は食べごろよ」という性的メッセージを出していることと、口を小さくすることで、「まだ処女なのよ」というアピールでもあります。 の真ん中を肉厚にしています。これは、性的アピールです。「恋をしています。」と言いたいのです。エロかわいさをあらわしています。
受け口とは上唇よりも下唇が少し出ている状態の人を言い、愛情は豊かなのですが、性的なものや物欲に弱いのが特徴です。 また、理性よりも本能的なものが強いので、自分中心に物事を考えて利己的となり、周囲との調和が図れにくく、恋愛関係や夫婦関係においても、自我を通そうとするので円満に行きません。 天地の理からいきますと、上唇は「天」、下唇は「地」を意味し、男女の関係で言えば「地」は女性を象徴していて、その女性が「天」を象徴する男性より受け口で出ているわけですから、女性らしさがなく男性を思いやる気持ちがないのです。
口を突き出したような表情をしている人が、たまにいますが、こういう人は、ふだんから目立つことが好きで不平不満が渦巻いています。 この人相は、社会に対して、あるいは自分の周囲にいる身近な人に対して、いつも不平不満を言いたくて、その気持ちが「口を尖らせて今にも言い出しそうな姿」になっているのです。 とくに唇が薄く、愛情の少ない人は、人の陰口や悪口を平気で言って、言い出したら止まらないと言われています。
口角が上がれば笑顔になりますが、口角が下がると、鯰の口のようになって、無愛想でネガティブな雰囲気が漂ってしまいます。 習慣的にこのようになっている人は、いつ見ても不満がたまったような状態で、近づくだけでも他人を憂鬱な気分にさせてしまうものです。 口角が下がっているから悪人だということはありませんが、ただ人生に苦労が多かったこともあって、人を信用することができず、不平不満ばかりの人生になりやすいです。
口角が上がっている人は、見ているだけで明るさがあり、ポジティブで開放的な人柄が読み取れ、魅力的で人に好かれ、好感がもたれます。 タレントや女優さん、あるいは、商売する人で、口角が下がっていれば誰も近づこうとしませんが、口角が上がっていると、幸せをもらえそうでみんなが近づきたいと考えるものです。 こういう人は、明るくて前向きで話題も楽しく、社交的でもあるので、周囲の人が自然に集まってくる福相になっていますので、女優さんや営業マンをしているような人は、わざわざ口角を上げる訓練をしているそうです。
上下ともに唇の厚い人は、情に厚く、心が広く、何事にも情を尽くし、相手の立場に立って物事を考えようと努めます。 唇も口と同じで、色気とか性欲の発露するところですから、唇が厚いと、野心家で活動的で、興味のあることには全力で情熱を傾けるところがあります。周囲からモテるタイプでしょう。
上唇が下唇よりも厚い人は、愛されるよりも愛することを好み、愛情を与えるタイプです。 精神的な愛を重視する傾向があり、人に尽くしたり、世話をするのが好きで、たとえワガママな相手にでも、喜んで尽くすタイプです。 ひたすら愛することで自分の満足感を得るため、相手に騙されようと、裏切られようと、気にすることなく、一途に信じて愛し続ける健気さがあります。 あまり上唇が厚すぎると、愛情過多になって、行き過ぎてストーカー的なことになりやすいので、気をつけることです。
陰陽の原理から言いますと、上唇は「天」とし、下唇は「地」とされ、天は理性を司り、地は本能とか情を司っています。 ですから、下唇の厚い人は、本能的、情的なことが強いため、恋愛に一途にのめり込んだり、性的に溺れやすい人もいます。 女性の場合ですと、親しみもあって情も厚く、モテる人が多く、恋のうわさが絶えることはなく、色気もあります。
情が薄く、物事をクールで冷静に見つめますので、恋愛などよりも、自分の理想を追求するタイプです。計算高く、口八丁手八丁で口が軽く、多弁な傾向があるため、何でもペラペラしゃべってしまい、秘密ごとができないです。 情に流されないため、自分の考えを変えようとせず、最後まで自分の行動が正しいと思っており、なかなか付き合いづらいところがあります。 恋愛では、警戒心が強いこともあって、淡白で執着がなく性的欲求も少ないため、危険な恋に陥るようなことはないでしょう。
口・唇は女性器を表していますので、ここがキュッとしまっている人は、男女関係に乱れが生じず、人生観や生き方にもしっかりした考え方を持って、まじめに処世する人です。 唇のしまってない口は、財布の紐も開けっ放しですが、唇のしまった人は、財布のヒモをしっかり管理しており、出すべきものは出しますが、必要でないお金は一切出すことはありません。
口・唇は女性器を表していますので、ここがだらしないのは、異性関係にだらしなく、貞操観念も希薄で、浮気や不倫の誘惑に負けてしまいやすいのも特徴です。 また、だらしないのは性的な関係だけではなく、その人の考え方そのものがだらしないため、お金を借りても返すことを忘れていたり、約束していても時間通りに来ないという人もいます。 反対に、口元がきゅっとしまった人は、見たからに精悍な風貌となり、性格もきっちりした人が多いようです。
上唇が下唇より出ている人は、上唇の理性で下唇の愛情や欲望を隠していることを象徴していますので、何事も用心深く、言いたいことがあっても、素直に表現しないことがあります。 周囲の人としゃべったり会話をすることで、自分の気持ちを発散しようとはしないため、いつも待ちの姿勢で、相手に気づいてもらいたいと消極的に考えているのです。 ある意味では、我慢強く忍耐力はあるのかもしれませんが、こういう人間と付き合うには骨が折れそうです。 |
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