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目は心の窓とも呼ばれますが、人間の喜怒哀楽の感情をもっとも端的に表すところであり、その人の思いや夢さえも判断できるパーツと言えるでしょう。 眼の形を大別すれば、「出目」と「奥目」とにわかれるのであります。 「出目」のことを軽眼(けいがん)、「奥眼」のことを重眼(じゅうがん)といわれています。 「出目」は、眼球が少し飛び出したような状態で眼が大きく見え、「奥目」は、眼球が奥のほうに入り込んでいる状態で眼が小さく見えます。
眼は心の窓ですから、「奥目」の人は、眼がキョロキョロしていないため、何事にも貴重面で行動よりも、じっくり考えてから行動するタイプであり、集中力はすごいです。 男性は意志強固で信念を曲げず粘り強く物事に取り組み、女性は貞操観念が固く、耐える力が強いです。 性格的にも内気で、何でも言いたいことを内にためているようなところがあり、また考え深いじっと一つのことを深く思いつめますが、その代わりに疑いが深く融通がきかないので、「井戸の中から天仰ぐ」というような偏った性格になりやすいです。 言葉も無口で訥弁な人が多いのです。
類をもって集まるという法則がありますが、山国の人の眼は小さく奥眼の人が多いということですが、これは奥山という地形に対して類をもって集まった結果のようです。 奥眼の人は山に籠って深く一つの道を行ずるという傾向もあります。 ただ、現在のように交通機関が発達し、住民の移動も頻繁に行われている状況では、山奥だからといっても、眼が小さい人が多いということにはならないかもしれません。
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