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眼は正面を向いたとき、正しく黒眼が眼球の真ん中にあるのがよいのですが、斜視または潜伏斜視は、その人の心が真正面を向いていないことをあらわしております。 モノを真直ぐに見ないで斜めから観る、正しいものでも歪めて見る心でありますから、そのような心を捨てると生まれつきの斜視でも直ることがあります。
眼は黒瞳が真直に正中(せいちゅう)を向いていると、平安、中正、和解を表しているのです。 黒瞳がやや上に向いている人は、天を仰ぐ心を表している場合には、心が高遠なので天的な事物を追求する心があります。 よく仏像の目を見ますと、少しく上目付きになっているのがそれです。 座禅でもして心が透明状態になってきますと、黒瞳がやや上方に向かうものです。 眼が正面を向いているのに黒瞳が下を向いているのは「地視」するといって、地的なものに心が奪われていることを表しています。
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