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私たちの肉体は髪の毛一本から、血液にいたるまで、私たちの心の思いが具体的な形となって肉体にあらわれたものであり、心と肉体とは別々に存在するのではなく、心と肉体は表裏一体の関係にあり、心が主人公です。
特に手相や人相などは、心のありかたがそのまま表現されているのであります。 あなたでも他人に侮辱されてカッと腹を立ててしまうと、思わず顔は鬼のような面相になり、あるいは恋人と楽しく語らっているようなときには、自然と笑いが多くなって恵比寿さんのような顔になるでしょう。 それは顔だけがそのようになるのではなく、肉体の隅々まで、心の思った通りにあらわれているのです。 ただ、現代医学では、それを立証することができる程度まで進歩していないのが原因であります。
人相学や手相が成り立つのも、心にいつも秘めている思いが、自然に人相や手相に出てしまうものです。 手相を信じる人もあり、人相を信じる人もあり、あるいは姓名判断や四柱推命などを信じる人もあり、あるいは方位学を信じる人もありますが、眼に見えたモノを信じるようになりますと、見えた形にこだわってしまって、その形を作った元の心を無視してしまうことになりますので、注意が必要です。
見える形を信じるようになると、その形の変化によって、自分の運命が縛られるような錯覚を起こすことになるのです。 ですから、私たちが信じなければいけないのは、眼に見える形の奥に潜んでいる「心」を、いかに制御するかということが重要なことなのです。 心を毎日楽しませるようにし、また明るい希望を持てば運命は自然と明るくなり、それにしたがって人相や手相も良い形に変化するのです。 それでは、現在のあなたの人相は、どうやって作られているのかと言えば、その場その場の一時的な心の感情を抜きにして、喜んでも悲しんでもいないときにも、心の習慣(性格)というものが底流に流れており、それがまた人相として形にあらわれているのです。 たとえば、普段の自然な顔がふくれっ面になっているような人は、心の中にいつも不満が渦巻いているような人なのです。 |
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