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鼻は、眼や耳よりは近距離しか感じることができないです。 これは鼻を直接モノにくっつけて感じることができるし、多少離れていても、感じることができます。 このように鼻は付かず離れずという位置にあり、中庸(ちゅうよう)の位にあるので、顔の真ん中に位置を占めているのであります。
これを「天地人」の考え方から考察しますと、鼻は、顔の真ん中に位置する「人」の部位に配置され、「自我」をあらわしているのです。 ですから、顔の「中心」にあり、高尚なことを思うことも、低俗なことを思うのも、自由な位置を占めているということです。 鼻より上の部分の感覚器官は、「天」に配属され、知恵とか才能、思索、イマジネーションなど高度な波動を感受する器官であり、鼻より下の部分は、「地」であり、物質的なものとか低俗な欲望を感受する器官であります。
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