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昔から この宇宙はすべて天・地・人で成り立っているという考え方があります。 それからいきますと 人間の顔を宇宙に見立てた場合 顔の真ん中にある「鼻」より上部は 「上停」といって「天」をあらわし 真ん中にある「鼻」そのものの位置は 「中停」といって「人(じん)」をあらわし 「鼻」より下部は「下停」といって「地」をあらわしています。 そして、「天」はいと高きものであり 知恵とか才能、思索、想念など、 人間として高尚なものを司っています。 「地」はいと低きもので 低俗なもの、卑しいもの、触覚や味覚など 具体的に感じるもの、 あるいは物欲とか性欲なども司っています。 「人」は、「天」と「地」を身に備え その天地の徳を理解できるものとして存在し 自我の中心になるものです。
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