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「あげまん女性」とか「さげまん女性」などと、世間ではよく言われていますが、ここではそれらの人相的な特徴をご紹介する前に、人相とはどういうものかということについて、先に知っていただくと、さらによく分かるのではないかと思います。 人相とか顔というのは、生まれつきだと思っている人が多いですが、幼少の頃と今の自分を比較してみれば、ずいぶん人相が変わってきていると思ったことはありませんか。 そうなんです。 顔の輪郭というのは、それほど大きな変化がなくても、顔は、自分の考え方や、自分がいつも描いている心の習慣性みたいなもので、変わってしまうのです。 いつも、人を恨んだり、嫉妬心を燃やしていると、顔相は悪くなるし、いつも相手のことを第一に考えて行動に移すような人は、目も輝いていて、口角も上がり、誰からも好かれる人相になるのです。 自分の顔は、鏡などを使わない限り見ることはできないようになっています。つまり、顔は自分が見るためにあるのではなく、人に見せるためにあるのです。 なぜ、人に見せるためにあるかと言えば、「私は、こういう悪いことをしてきましたよ」あるいは「私は、人に喜ばれるようなことをいっぱいしてきましたよ」ということが人相に出ていますので、それを相手に見せるためなのです。 そうすれば、相手は、「この人には近づかないほうがいい」とか「この人には近づいて親しくなりたい」という判断材料になるからです。 ★ここでは、あげまん女性とさげまん女性の人相的な特徴についてご紹介しましょう。
★世間では、夫が出世したりすると、「あの人の奥さんはあげまんだから・・」などと言うことがありますが、「あげまん」を一言で言うと、男性に金運や出世運などの幸運をもたらす女性のことを指します。 たとえば、会社ではダメ男で通っていたのに、結婚すると、たちまちに係長や課長に昇進したり、あるいは、結婚したとたんに、会社の業績が上がって主要な地位に上がったりする人がいますが、こういう男性の影には、あげまんの女性がいたりします。 ですから、男性にとっては、あげまんの女性と少しでも近づきたいと思っているのです。
★あげまん女性と言えば、誰からも愛されるように、いつも口元に柔らかい微笑をたたえているもので、人相的にも口角が上がっています。 女優さんなどを見ていますと、女性らしさの象徴である口元を常に笑顔にすることで、表情そのものが笑顔になり、雰囲気も和らぐようにしています。 そして、大事なのは、口は災いの元と言われていますが、その災いにならないように、話す言葉も、優しく慈愛に満ちた言葉、ポジティブな言葉が多いのです。 そういう微笑を浮かべた言葉を聞くだけで、男性はやる気になるのです。
鼻の形というのは、親からもらった特徴がよくでていて、鼻だけは整形しないと自分では変えようがないし、そのうえ動かすこともなかなかできないものです。それだけに、その人の特徴が出やすいともいえるでしょう。 ★あげまん女性とか、周囲の人気者になる女性は、どんな鼻であれ顔全体にうまく調和しておさまっているものです。鼻だけ突出して目立つような女性は、何か極端な気質や性格を持っています。 基本的に顔全体の中で鼻の大きさや形が、違和感がなくバランスよく納まっているようなら、問題はないでしょう。鼻が大きすぎるのは、自我が強くなりすぎますが、あげまん女性とはいえません。
目は心の窓と言われるように、言葉を発しなくても、その人の気持ちや感情がしっかり読み取れますので、まず目を見ることが大切です。 ★男性の場合には、「眼光が鋭いのを良し」としますが、あげまん女性の場合には、なんにでも興味を持って目をキラキラ輝かせているし、そのうえ目元が清々しいのが良いです。 視線も大事であり、プライベートで話しているときなど、しっかり目を合わせながら会話のできる女性は、自分に自信を持っているので、あげまん女性の資格はあるでしょう。
★柳眉と言って、柳の葉のように細く美しい眉があり、美人の眉にたとえられ、円満さをあらわしていますので、こういうやさしい形の眉を持っている女性はあげまんと言えるでしょう。 また、三日月のようなアーチ型をした眉は、貴相とし、慈相とされており、名誉が上がるといわれ、気立てがよく優しい性格で、思いやりもあって知恵に優れています。 まさに、あげまん女性のなかでも、最良の眉と言えるでしょう。
あげまん女性だから、美人でないと資格がないと思うのは間違いで、それは、顔全体が生き生きしていて、ツヤや張りがあるかとうかで決まることです。 ★その人の顔のツヤや張りは、その人の生き方や人生観を反映しているわけですから、ツヤや張りがある女性は、人生を毎日楽しんで、周囲の人を明るくさせている証拠なのです。 それだけでなく、心身ともに健康であって、血色が良いことも表していますので、あげまん女性の特徴と言えます。 ★顔の輪郭で言えば、丸顔といえるでしょう。 丸顔は決して美人の輪郭には合致しないかもしれませんが、あげまん女性というのは、男性とは正反対な女性らしさが一番出ている人を指すのです。 女性らしさというのは、男性にはない包容力、まろやかさ、優しさ、ふっくらとした体型などですが、丸顔というのは、まさに、女性らしさを代表する顔と言えるのです。 男性からすれば、気を遣わずに話せるし、ついつい寄って行って親しくなりたいと思ってしまうのです。
「あげまん」という言葉が世間で言われだしてから、反対に「さげまん」という言葉も広く知られるようになりました。 ★「さげまん」は「あげまん」の正反対だと言えば、それまでですが、ひと言で言うとすれば、この女性と一緒にいるだけで男性の金運、出世運、家族運などすべての運を失わせるような女性ということになります。 男性としては、こういう女性に近づかないように気をつけたいものですが、いつの間にか、さげまん女性の罠にはまってしまう男性も多いのです。気をつけましょう。
口の形というのは、驚くほど多くを物語っているものです。 たとえば、会って話しているときに、口を歪めて答える女性がいます。こういう人は我が強いか、歪んだ考え方をしているものです。普通の人でも、嘘をついたり無理なことをいうとき、口の端が下がるでしょう。 ★口の端が「への字」に下がっているのは、荒淫の相で、ベッドインが好きなのはいいようですが、毎晩迫られた男はたまらないでしょう。「への字口」の女性は、男をダメにするひとつのタイプといえます。 また、こういう「への字」になっている女性は、意地悪な態度を取るのも特徴ですので、こういう口になっている人は、すぐに直すようにしましょう。
鼻は動かせないもので、ごまかしようがないため、その人の本質が出てしまうものです。 ★鼻が低い人は、自己主張も弱く、基本的に自我が確立されていないので、あげまん女性とはいえないでしょう。 ★男性では、鼻が大きくどっしりした人は、出世運とか競争運も強いと言えますが、女性の場合には、あつかましさとか、図々しさが前面に出てきます。 ★また、鼻が高い人は、傲慢不遜になりやすく、鼻の先端がほっそりしていると、生命力が弱く、すぐに挫けそうになりますので、さげまん女性と言えるでしょう。
基本的に心にやましいところがある人は、視線に落ち着きがなく、キョロキョロしたり、相手と視線を合わせないようにすることが多いものです。 ★しぐさ、態度にくらべて、視線の動かし方のバランスが悪い女性は、どこか悪い性格が潜んでいて、さげまん女性の特徴でもあります。 また、目の大きい小さいは、遺伝的なもので判断材料にはなりませんが、大きな目でもドロンとして輝きのない目はよくないです。
眉毛は一般的に下を向いているものですが、なかには、上を向いていることがあります。 ★それを「逆さ眉」とか「逆立った眉」とか言いますが、こういう女性は、親不孝であるばかりでなく、夫に対する反抗心も強いため、夫の出世を妨げる働きをします。 さげまん女性の典型的な眉毛のひとつです。 ★また、眉が途中で途切れたような状態になっている人がいますが、やはり兄弟縁が薄いばかりか、人間関係も希薄になることと、言葉遣いも荒くなる傾向がありますので、やはりさげまん女性の特徴と言えるでしょう。
さげまん女性だから、全員、顔のつくりが良くないと思うのは間違いで、それは、顔全体から受けるその人のオーラがどういう状態であるかで決まるものです。 ★ネガティブな雰囲気をしていれば、顔全体に色艶がなく、暗いイメージになるし、目も死んだようなトローンとして目になっているはずです。こういう女性がさげまんと言われ、男性の仕事運や金運をじわじわ蝕んでいくのです。 ★顔の輪郭としては、女性の優しさや母性本能がないような輪郭になるもので、基本的には、体も心も融通性のないような四角張った顔になっています。 ★それと、小顔というのは、女性にとっては望むところでしょうが、男性にとってはあまり人気がありません。その理由として、小顔の女性は心が狭いため、嫉妬心が強かったり、一度ケンカするといつまでも尾を引くようなところがあるからです。 やはり、さげまんの特徴のひとつと言えるでしょう。 |
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