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ここで、まず知っておくべきことは、幸せそうな顔と不幸に見える顔とは、どういうことを指しているのかということです。 顔の美醜は、よく話題になり、特に女性は美しくなるためには、いかなる努力もお金も惜しまないようなところがあります。 しかし、美人とは、どういう顔を指すのでしょうか? なぜ、人はイケメンや美人にあこがれるのでしょうか? なぜ、すべての人は美人やイケメンに生まれてこないのでしょうか? 世間一般では、美人やイケメンはいいと語り、マスコミもそれを助長していますが、もし、美人やイケメンが良い顔だとすると、大部分の顔は悪い顔ということになるでしょう。 果たしてそうでしょうか? 人はなぜ、バランスが取れた顔を良しとし、バランスが崩れた顔を悪いと判断するのでしょうか? ★美人とは、顔相の各パーツの大きさや位置が、バランスが取れている顔の持つ主ということになります。すべてのパーツで平均が取れているということです。 美人やイケメンは、多くの人がふつうに頭の中で描いている共通の「平均値」ということになり、顔に癖や嫌味な部分がなく、基本的に周囲から反感をもたれるようなことはないといえるでしょう。 たとえば、極端に「おしゃべり」な人と、「無口」な人とは、一般的に理解しにくいです。おしゃべりな人は、無口の人を見て、「何を考えているのか分からない陰気な人」という印象を持ち、無口な人は、おしゃべりな人を「口先だけの実行力がない」と受け止める傾向があります。 ですが、平均値の人は、必要なときにはおしゃべりになり、必要のないときには、無口になることができ、誰からも嫌われることはないです。 美人やイケメンというのは、各パーツが平均化して、性格的にも中道であって、どちらかに傾くことがないため、多くの人から反感を買うことがなく、好かれる要素がたぶんにあります。 ですから、多くの人の憧れの的となり、映画やテレビの主役に抜擢されたり、ファッション雑誌やゴシップ雑誌の話題をさらう確率が高くなるのです。 こうなると、美人やイケメンに生まれなかった人の人生は、不運で不幸な人生になり、神様のちょっとしたいたずら心を恨む以外になくなります。 ★ですが、美人やイケメンで生まれたら、それだけで人生は良いというほど、単純ではありません。 実は美人やイケメンの大部分は案外つまらない人生を送っているものです。というのも、顔に調和が取れているだけに、ユニークで面白い人生を送ることが難しいということです。どうしても小さくまとまった人生で終わる人が多いのです。 美人やイケメンの多くが、「自分は中途半端な人間だ」とか「八方美人だ」と思って、悩んでいます。つまり、自分のユニークな個性というものが見出せないからです。 ★ユニークな顔をした人は、自分らしさを発揮できて幸せです。 顔の平均値から外れたユニークな顔の人は、、ユニークに自分の人生を送り、そのため、後世に偉大な業績を残すことも多いのです。 ユニークなため、必ず反発する人が現れて、社会の中で変人扱いされて、さまざまな軋轢や摩擦を経験することになりますが、それを乗り越えたときに、自分の個性が花開くのです。 偉大な業績を残した実業家・政治家・科学者・芸術家・宗教家などに、美人やイケメンはほとんどいない事実が雄弁に物語っています。 いわゆる「ブス」という表現は、「超ユニーク顔」という表現に置き換えてもいいでしょう。そして、それぞれの人がユニークな性格を良しとし、自分こそユニークな人生を生きることができる素晴らしい存在なのだと思うべきです。 とてもいい例でいえば、レディー・ガガのようなトップアーティストは、そのルックスではなく、強烈な個性が評価されています。モデル業界でも、美人やイケメンは飽きられ、個性のある人を求めています。 ★美人やイケメンはどのように生きるのがいいか 美人やイケメンは、基本的に癒し系で個性を発揮できやすいのです。どのような相談があっても、右に偏らず、左にも偏らず、公平な判断ができるため、芸能界以外にカウンセラーやコンサルタントなど、「どんな話でも聞いてあげる」系の仕事がいいでしょう。
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