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★額(おでこ)の上部が斜め後ろに傾いている人は、一般的に短時間で結論を出します。(デープ・スペクター、舛添要一、橋田寿賀子など) 結論を出す前に考えたりはしません。じっくり考えるタイプではなく、考えないで、すでに刷り込まれている反応方法に従い、すばやく結論を下します。 このタイプの人は、頭の回転が速いと思っていますが、実際には思考スピードが遅いので、必要な思考をスキップして結論を急いでいるだけです。 なぜ、そうするのかを考える時間をとりません。結論に至る途中のプロセスを考慮せず、いつもその瞬間の効果を狙うことに関心が向いています。すぐにアクションを起こして、すばやく結論に向かうことができるのです。一歩一歩順序立てて考えることには興味がありません。 「理屈を言う暇があればすぐに行動」がこのタイプの人のモットーであり、スピードとすばやいリアクションが彼らの思考スタイルと思ったほうがいいでしょう。 現代のような競争社会では、「短時間で結論を出し、成果を上げる」必要がある環境で、この額(おでこ)はとても役に立ちます。しかし、理由をじっくり考える時間をとらなければいけない場面では、この額(ひたい)は不利に働きますので、意識的に思考するように心がける必要があるでしょう。 従来の反応パターンで対処しようとしてもうまくいかないときには、結論を急ぐ前に、時間をとって「現状」「関係者の人柄」「直面している困難」をじっくり見つめなければなりません。問題を能率よく解決するため、肉眼で見えない本質を見抜くために時間をとる必要があります。その瞬間における他の選択肢を考慮できなければなりません。 そのためには、他人の意見に耳を傾け、他人の意見を尊重する必要があり、邪魔せずに、話を最後まで聞くようにして、どんな困難にも柔軟に対応する必要があるでしょう。 ★このタイプの人とうまく付き合う方法 このタイプの人は、すばやく動く人だと知っておくことです。しかし、このタイプは、従来のやり方では役に立たないと判断したら、代案を提示することが大切です。その前に、現状確認の質問を忘れずにしておくことです。 この人は、新しい状況で起こりうる問題を予想することがとても苦手ですから、現状把握のために的確な質問をして、物事を深く考える手伝いをしてあげることです。この人の動きをよく観察して、あなたの思考プロセスについてきているかどうかを確認することが大切です。
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