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鼻を自分の胴体として観察する場合には、「小人形法」では、両眉が両腕にあたり、鼻の下部の両翼のふくらんでいるところ(俗に言う小鼻)が骨盤部にあたり、鼻の両側から八の字にある線(法令と言います)は、両脚にあたるとして観察します。 そうしますと、頭は両腕の上にあるべきでありますので、眉間のやや上部中央部にあたります。 頭脳明晰な人は、この眉間の上部(上停の下部)が鏡のように曇りなく良い色つやを持っています。
★ 鼻は胴体ですから、鼻の上部の細い人は胸部の発達の悪い人であり、胸の狭い(心の胸も狭い人)人 であります。 ★ また、ここが剃刀(かみそり)の薄刃のように薄い人は剃刀のように人を批評し解剖する性質があり心が鋭く、同時にデリケートで心の刃(やいば)が毀(こぼ)れやすい人であります。 ★ 小鼻の形の良い人は、胴体のすわりの良いことであって、運勢もよく蓄財もできる人であります。 ★ ところが小鼻の小さい方は、忍耐(すわり)悪く、蓄財などできない人であります。
ここで、小鼻の小さい女性と小鼻が大きい男性が夫婦になりますと、せっかく、夫が稼いできた財産を妻が湯水のように使いますので、とかくお金の使い方の問題で夫婦喧嘩がおきやすいです。 小鼻の小さい女性が、小鼻の小さい男性と結婚しますと、どちらも気が合って良いと思われるかもしれませんが、そうではありません。夫婦とも気が揃って財産を湯水のように使いましたら、どんな資産家でも傾くのは目に見えています。 ですから、女性が結婚相手を選ぶには、まず自己を知り、そして相手を知り、自己の集積として荷える欠点を正直に直視して、それを補う相手を探し、その相手に従順に従っていけば幸福になれるのです。
小鼻の据わりが良いからといっても、鷲鼻(わしばな)のように鼻が脚を広げて胡坐(あぐら)をかいているのは感心しません。 胡坐は胡(えびす)の座り方であって、日本人には感心しません。日本人は正しく正坐する習慣があり、小鼻の形も据わりが良く正坐したような形をしているのがいいのです。 だから小鼻がやたらに大きく、鼻の孔もそれにつれて度外れに大きいのもよくありません。 なぜなら、鼻孔はイキの出入り口であって、あまり大きいのは、その出入り口に中庸を失ったことを現しているからです。 鼻の孔は大きからず小さからずをよしとします。
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