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観相学のひとつに、人間の顔を「小人形法」に見立てて観相する方法があり、「望診術」と呼ぶ医者の診断法の一つとして、中国で開発された観方のようです。 これを図示すれば次のような配置になります。 顔は人間の全体像をあらわしていることから、顔を見れば人間全体が分かるというものです。 ★男性は「小人形法」の診断方法で、女性は、陰と陽の違いから「逆人形法」で診断するもので、その人の仕事運とか、社会的立場、金運、住居や家庭環境なども同時に占うことが可能な観方であります。
それでは、「小人形法」で、人間の体全体を顔にどのように配するのかと言えば、その人の顔の中心にある鼻全体を、その人の胴体として、まず観察します。 それは顔全体は心の表れであり、身体全体も心の表れですから一致するはずです。 そうしますと、鼻の下部のふっくらとしたところが、その人のお尻に当たります。 そういえば、なるほど鼻の下部は、小鼻というのが両方に張り出していて、お尻の肉が両方に張り出したのに似ています。 その人のお尻は、その人の小鼻と同じような形をしていると思って間違いないでしょう。 そして、額の中央部が頭部、眉間のところが胸部、両眉が両腕、鼻柱が胴体、小鼻の両脇から出ている法令線が両脚と観るのです。 つまり、自らの顔面の中で両腕を左右に伸ばし、両脚を大きく開いた「お相撲さんのような形」で立っている姿を表現しているのです。
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