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★昔から、人を天地に配する場合、男を「天」、女を「地」としてきました。それは、天は「気」を司り、地は「質」を司るからであります。 女性は「地」で「質」を司り、「質」は物質、あるいは実質と言われるように、それに触ったり目に見える確かなモノがあるときに指す言葉です。 したがって、この私たちの見ている現象世界は、すべて物質(分子の結合)でできており、物質でできていないものは何一つないため、「地」は万物を生じ育み、しっかり大地に根を張っているとされています。 女性も肉体の象徴であり、子どもを産んで立派に育て、どっかりと家庭に居座って根を張っているため、「地」と定められたのです。
ですから、鼻より下部は「地」を表していますので、「物欲」とか「愛情」を象徴しているのです。 人もよく観察していますと、子どものときは、やや下ぶくれになっていますが、知恵の働きよりも物質的な欲望のほうが強いことを表しています。 歳をとって肉体が衰えてきますと、知的活動のほうが勝ってくるため、頬も自然に痩せてくるものです。 また、鼻より下部は、物質とか財を象徴しているため、お金も貯まって裕福な暮らしになりますと、頬や顎(あご)のあたりに肉がついてふっくらしてきます。 よく男性で、二重顎になっている人がいますが、財福に恵まれているか、異性に対する愛情が厚い人です。 なかには、性欲が強く、女性にだらしない人もいます。 老人になって頬や顎がこけてくるようになると、性欲も薄れてきます。 ★社会で活動力の旺盛な人は、鼻がしっかり顔に根付いて意志がしっかりし、また頬(ほお)や顎(あご)にも肉がついてふっくらしていれば、財福にも恵まれ、そのうえ、額が広く色つやもよければ、知的なリーダーとしても活躍できるでしょう。
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