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人の体の見えやすいところといえば、 手のひらや顔になりますが、 そこが赤くなっているのは、 血行が良くて血色がいいのとは違って、 そこの部分の毛細血管に 血が滞留しているために起こっている現象です。
たとえば、手のひらに「アカギレ」ができたり、 足の指に「しもやけ」ができたようなときは、赤くなりますが、 これは血色が良いのではなく、 寒さのため、そこに血が滞留して血行が悪くなっているのです。 ですから、顔が赤いような場合にも、 血行不良が原因ですので、 日常生活では頭痛や肩こりなどが慢性化しやすく、 健康体とはいえないでしょう。 また、手のひらでも周辺のふっくらしたところが赤い人は、 慢性肝炎や肝硬変など、 かなり慢性化した 肝臓病を患っている可能性があるとも指摘されています。
肝臓の働きが悪くなると、次のような症状が出やすくなります。 ★血が止まりづらくなる ★胆汁が流れなくなるので黄疸が起きる ★代謝ができなくなる ★身体に必要なものが作れなくなる ★解毒ができなくなるので、 多くの毒物が尿に排泄されるようになる 人の体内には、 男も女も男性ホルモンと女性ホルモンの両方が存在し、 男の体の中にある女性ホルモンもその役割が終われば、 肝臓で処理されるわけですが、 肝臓の働きが悪いと、女性ホルモンが処理されず、 そのまま男の体内に居座ってしまうことになります。 そうなりますと、男の体内に女性ホルモンが多くなるため、 男も女性化してしまい、 「男らしさ」とか「男の強さ」が発揮されなくなって、 性的な力も相当弱まることとなります。
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