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手はモノをつかんだり持ち上げたりするために、発達してきたものであり、また、運勢や運命を自ら掴むのも手であります。 ですから、手でモノをしっかり掴めなければ、その手は何の役にも立たないと言っても過言ではありません。 モノを掴めない人がいるのかと、疑問に思われるかも知れませんが、小さな子どもも含め、しっかりモノを掴めない人はけっこういるものです。 これを見分けるには、手の筋(紋線)であり、三大線と呼ばれる感情線、頭脳線、生命線です。 そして、しっかり自分の人生を見極め、モノがしっかり掴めるだけでなく、上昇運すら掴み取るような手は、これらのスジが深いだけでなく濃く、はっきり浮かび出ています。 これに対し、スジが細く薄い人は、モノが掴めないだけでなく、自ら掴もうとする努力を怠ってきた人です。ちなみに、赤ちゃんの手は、幼くして自意識がまだできていないため、手の線が細く弱々しさを秘めており、明確な形になっていないものです。 若い学生や女性でも、ほとんど真剣に働いていない人は、線は細く薄く見えにくいでしょう。 このように手の筋は、モノが掴めることのみでなく、その人に生活力があって妻や子どものために汗水垂らして働く意志があるかどうかも見ることができる重要なチェックポイントですよ。 ただ、このスジは固定したモノではないので、若い人は発達過程にあるわけですから、いくらでも変化する可能性を秘め、人生をいかようにできるということであります。 なお、すでに三大線がしっかり確立している人は、感情、頭脳、生命に関してほぼ確定しているわけですから、今後の変化は補助四線と呼ばれる運命、太陽、健康、結婚の四線に出ると考えればよいでしょう。 手相を1ヶ月に1回程度見ていますと、少しずつ変わってきているのが分かりますので、何かことを起こそうとするときには、手相の変化にも見逃さないように注意してください。 |
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