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ドイツではイモ類を多食すると思索的な人間になるという俗説もあるようです。そしてドイツでは穀物の生産が戦前からもずっと少ないので、イモ類を代用食として多食するので、ドイツ人は思索的性格の持ち主で、カントやヘーゲルのような立派な哲学者を無数に輩出しているのだという人もあります。 それはイモ類はスジを伝って伸びてイモをつくるので、それは条理を伝って伸びていく論理的思索と「類を同じくする」わけで、哲学的正確の持ち主が生ずるというのです。 だいたい、哲学者の指というのは手相の上から言いますと、手のひらが大きく、指は節が太いので、仙人の掌(たなごころ)の形をしており、つまり、「やまいも(ところいも)」のような形をしているということです。 ところが幼少時代にイモを多食すると、そういう手のひらの大きい、指の節の太い人間に成長するのです。この点、イモ類を多食すると、哲学的思考にすぐれた人間になるというドイツの俗説と、哲学者の手のひらが大きく指が節くれだっているという手相学と一致してくるのです。
赤身の魚を平常からたくさん食べると、皮膚に色素が沈着して、老人になって皮膚に老人性斑痕ができやすいです。これは「色素は色素を呼ぶ」という類をもって集まるの法則によります。 たいてい老人性斑痕が顔の皮膚などにできている人は、酒を飲みながら、マグロの刺身を多食した可能性がありますが、マグロの刺身を食べない人は、80歳を越えても老人性斑痕がほとんどできません。 もっとも、これは精神の浄化の問題にも関係していますので、高齢者になればなるほどジジ臭くなったり、ババ臭くなったりするのは、その人が高齢者になるほど魂を向上させなければならないのに、それを忘れてしまうからです。 両親または親の一方が、赤身の魚肉(マグロ、または鮭など)を毎食または日常のおかずとして食べている場合には、そのころに妊娠した子どもが成長すると、そばかすが顔にできる場合もあるようです。
シジミ、ノリ、コンブなどはカルシュウムを非常に多量に含んでいて、妊婦の食品としては優れたものですが、あまり妊婦が、それらを多食しますと、両親が色の白い人であっても、割合、色の黒い子どもが生まれることがあります。 これは、食品が黒いため、心に毎日「黒色」を描いて食事をするためであるか、それとも、これらの食品に、黒の色素になるための成分を多量に含んでいるためであるかは、まだまだ研究の余地はあるでしょうが、「類をもって集まる」という法則からすれば、容易に理解できることです。
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